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ご法門         



    清雄寺住職 講尊 小山日誠
        (本門佛立宗第二十四世講有)

  進んでご奉公

佛立開導日扇聖人御教歌

 人にさせ せぬをとかと おもいひしに
   おのが果報を へらす損あり

 ご奉公を他の人に押しつけて自分はなるべくしないようにし、それで得をしたと思っている人があるが、それは自分の果報をどんどん減らしていることに気がつかない、とんだ大損をしているのだ、とお戒めになった御教歌です。
 仏教には『因果の教え』といって、よいタネをまけばよい実がなり、悪いタネには悪い実がなるのと同じように、善いことをすれば善い報いがあり、悪いことをすれば、悪い報いを受けるということが根本に説かれていますが、世間一般には、善い報いのことを「果報」(あの人は果報者だ)、悪い報いのことを「因果」(親の因果が子に報い)と言い分けているようです。
 この御教歌で仰せの「果報」というのも、この世間での使い方に沿っておられます。
 では、その果報を増やすにはどうしたらよいでしょうか。「果報は寝て待て」という諺もありますが、寝ていたのでは決して果報は増えません。
 御教歌でお戒めのように、御講参詣も、お寺参りも、お教化も、ご有志もみんな他の方に押しつけて自分はなるべく逃げようとする方の果報は減る一方です。
 できないながらも何とか精一杯努力をして、ご奉公を骨惜しみなくさせていただこうとする方、人にご奉公を押しつけず進んでその苦労を引き受ける方は、知らず知らずの間に果報が増えていきます。
 開導聖人御指南に
 『我身をくだりて人を立て、徳は人にゆづりて苦労は我にひく受くるやうにするを本因妙と申し候。此修行の心得はヨコヅチを宙に吊りたるやうなものにて、向ふへおせばこなたへ来る。御さとりなさるべく候。』
                   (松風余韻)
 自分が骨を折ってさせていただいただけの果報は、必ず我が身に戻ってくることを仰せです。
 私たちは、一人ひとりが自分から苦労を買って出るという気持ちで、進んでご奉公させていただきましょう。



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